専門・認定
南カリフォルニア大学の有名な大規模研究「The Well Elderly Study(健康高齢者研究)」をご存じでしょうか?
介護予防や健康づくり、活動と参加を突き詰めていくと「予防的作業療法」に行きます。予防的作業療法とは? そもそも「参加」とは…?
2025年問題、その先のさらなる超少子高齢社会の大問題は、目前に…ではなく、首都圏もすでにその渦中に突入しています。こんな時代だからこそ、より“効果的・効率的”に、かつ活動や参加に目を向けて“その人らしい生き方・生活の仕方”を支援できる専門職が求められているのではないかと思います。
今回はこうした背景を踏まえ、岩上さんのご専門である回復期での活動・参加の視点と地域へつなぐ大切さ、そして活動・参加をベースに本人が本人の力で地域生活を続ける大切さなどについて、レクチャーしていただきます。
また、後半の交流の時間では、日々の臨床現場のあり方や地域リハビリテーション活動支援事業についても語り合ってみたいと思います。
(当日は、貸し会議室「フルーツ会議室 新横浜」より配信いたします☆)
▶ 教員紹介(岩上 さやか)
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【講師】国際医療福祉大学小田原保健医療学部 作業療法学科 岩上 さやか 氏
健康増進
ベネッセの雑誌部門において対企業営業の経験を積んだあと、社内での新規事業PJとして発足した健康食品開発に携わる。そこで、入社前から抱いていた「健康啓発事業への熱い想い」が再熱し、健康雑誌『からだにいいこと』の編集部となる制作会社を起業。2004 年の創刊以来 14 年間にわたり数々のヘルスケア商材のマーケティングに関わりながら、健康イベントや流通現場でのリアルチャネルにおけるヘルスケアコンテンツの発信実績を積み重ねる。そして2019年1月、自身の活動を、よりヘルスケア分野での情報発信に特化するために、ファンメディケーション株式会社を設立。「生活者が集まる場」「ヘルスケアに関わる企業」「医療専門職」「行政」の4つのパートナーを繋ぐことが全ての始まり…を信条として事業にあたる。
―こうした経歴・実績をお持ちの森本さんは、例えば大磯チャレンジフェスタや湘南国際マラソン「からだのケンサ体験パーク」、「未病の戦略的エリア」としてアピールする核となる拠点「ビオトピア」、新宿区主催「なるなるフェスタ」などの事業にも従事されいます。
私たちが従事する保健・医療・福祉の現場とその業界を、別視点からみつめ直す。すぐそばにある、全然知らない世界。きっと、皆さんの日々の現場に役立つ情報に出会えると思います。
セッション、閉校式
“大人の10代、20代、30代(20歳を起点とした、つまり30代~50代)”が、キャリアやポジションなどを取っ払い、まっさらな気持ちで楽しく学び交流するメタバース大学。湘南西部リハビリテーションカレッジは、そんな場所を目指して企画しました。個人的には、Nintendo Switch「あつ森」「マイクラ」「スプラ」などのメタバース世界で遊ぶ子供たちを理解したい、という想いも(笑)
最終回では、受講してくださった皆さんと、この場で得られた学びや関係性、そして臨床現場への応用などについてセッションしてみたいと思います。有名なラーニングピラミッドを見ても一目瞭然なように、インプットはアウトプットしてこそ、そして意見交換してこそ真の知識として蓄積されます。
開校式のときと同じように、ミニ・レセプションもご用意しています。(形式上、閉校式も☆) ぜひ、お気軽にご参加ください。
挑戦することでしか、たどり着けない未来がある。(東京エレクトロン株式会社)
見たことのない景色は、一歩踏み出した先にある。(FRISK)
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【司会・進行】(公社)神奈川県理学療法士会 湘南西部ブロック長 安藤 岳彦
高崎健康福祉大学保健医療学部 理学療法学科
神奈川リハビリテーション病院 リハビリテーション工学科
公社)神奈川県理学療法士会